【ニュージーランド】ニュージーランド・ホビトンムービーセットツアー体験記

ホビトン Other Travel

こんにちは!

ニュージーランドに来たら、どうしても外せない場所がありました。それが「ホビトン・ムービーセット」。

映画『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』のロケ地が残されていて、映画の世界観を実際に歩いて体験できる場所です。

今回は実際に私たちが体験したツアーの様子を写真とともに紹介しながら、ニュージーランド旅行を検討している方に役立つ情報もまとめています。

「行ったらどんな景色が見られるの?」「どれくらい歩くの?」「予約はどうすればいい?」など、旅行前に知っておくと便利なポイントも交えて紹介していきます。

 

ツアー参加方法

ツアーは事前に予約が必要です。

公式サイトから日程や時間を選んで支払いまで完結できます。

ランチや、ディナーとセットツアーもありましたが私たちは食事なしのツアーのみを予約しました。

今回はケンブリッジという近くの町に泊まっていたのでそこから借りていたレンタカーで向かいましたが、オークランドやマタマタ発のツアーもたくさんあります。

(直接いく場合は無料の駐車場も完備されています。)

 

まずは受付兼ショップ棟へ。ここでチケット確認をして、ツアー開始のバスに乗り換えます。

「いよいよホビトンの世界へ!」という高揚感が一気に高まりました。

ムービーツアー受付

受付棟にはショップとカフェもあります。

 

ツアー開始!世界観に入り込む瞬間

受付を済ませたら、いよいよホビトンの入り口へ向かう専用バスに乗り込みます。

窓から見えるのは広大な牧場と、どこまでも続く緑の丘。すでに映画の世界に入ったような気分でした。

バスを降りて、ガイドさんの説明を聞いたあと少し歩くと、いつの間にかロケ地の中へ・・

そして目の前には突然ホビットホール が!

丸いドア、庭に置かれた小道具、お家の前には畑が広がっていて、細かい部分に「映画そのまま感」があふれていて、最初の一歩で思わず「わぁ…!」と声が出ました。

ホビットホール

ホビットホール

ツアーはガイドさんの案内付きで進みます。私が参加した回は英語でしたが、映画の裏話や撮影のエピソードをユーモアたっぷりに話してくれて、聞いているだけでも楽しい雰囲気。

(事前にアプリをダウンロードしておくと、映画の秘話を日本語で見ることができます)

見どころを巡る

ツアーが進むにつれて、次々に現れる小さなホビットホールたち。
丘の斜面に点在する丸い扉は色んなデザインがあり、お庭に置いてある小物もそれぞれ違ったりしてどれも本当にかわいらしいんです。

ホビットホール

丘の上に立ち並ぶたくさんのホビットホール

ホビットホールの小物たち

ホビットホールの小物たちはとってもリアル

ドアの前には洗濯物や野菜かご、釣り竿などの小道具が置かれていて、まるで今にもホビットたちが帰ってきそう。
一つひとつの家にストーリーがあるようで、つい立ち止まって写真を撮りたくなります。

途中にあるお家の前では、ツアーガイドさんが1組づつ写真を撮ってくれます。お家の扉から出てくるような演出ができていい写真が撮れました!


特に有名な 「袋小路屋敷(バギンズさんのお家です)」 の前に立った時は感動がピークに!
丘の上から見下ろすホビトンの風景は、本当に映画のワンシーンに入り込んだような気分でした。

バギンズさんのお家

ロードオブザリングでもホビットでも登場する有名なお家です

✍️ ミニ情報

  • 写真撮影:自由にOK(ただし他の参加者にはご配慮を)

  • 歩行距離:約1.5km、緩やかな坂が多い

  • 所要時間:見どころを回って約2時間強

  • 天気注意:晴れの日は最高の写真日和、雨天時は滑りやすいので注意

 

ホビットのお家の中を見学

丘の頂上にあるバギンズさんの家を見学した後は、丘を下ってイベントが行われている広場を通り、サムのお家を見学します。そしてツアーのために後日作られたホビットのお家の中を見学することができます。ここ以外のホビットホールは中には入れないので貴重です!

お家の中にはホビットが本当に暮らしているように家具や小物が置いてあり、自由に椅子に座ったり撮影したりすることができます。

リビングには本物の暖炉の火が燃えています。

リビングには本物の暖炉の火が燃えています。

グリーンドラゴンでの休憩

ツアーの終盤に近づくと、目の前に見えてくるのが グリーンドラゴン・イン(The Green Dragon Inn)
映画の中でホビットたちが集まってお酒を飲むあのパブです。

グリーンドラゴンイン

ツアーの最終地点グリーンドラゴンイン

中に入ると、木の梁や暖炉、ランプの灯りなどが再現されていて、まるで映画のセットの中に迷い込んだよう。
席に座ると、ツアー参加者全員に ドリンクが1杯無料 で提供されます。
メニューはジンジャービールやアップルサイダー、ビール、ノンアルコールドリンクなどから選べました。

その他コーヒーと紅茶もセルフでいただくことができました。

グリーンドラゴンイン

ここで自由休憩の時間が20分ほどありました

軽食コーナーもあり

マフィンやスコーンなどの販売もあります

店内では自由に写真撮影ができ、湖と風車の景色も美しく、ツアーの締めくくりにぴったりな時間。
「本当に映画の世界に来たんだなぁ」としみじみ感じました。

ツアー後の楽しみ:ショップ&カフェ

ツアーが終わると、入口近くの「The Shire’s Rest(シャイアズ・レスト)」エリアへ戻ります。
ここにはホビトン限定グッズが並ぶショップと、カフェが併設されていて、ツアーの後もたっぷり余韻に浸れます。

ショップ

ここでしか買えないグッズがたくさん!

お土産

お土産にぴったりのホビット庄のはちみつ

ショップの中には、ホビトン限定デザインのマグカップやTシャツ、ポスター、キーホルダーなどがずらり。
どれも映画ファン心をくすぐるものばかりで、つい時間を忘れてしまいました。

その隣のカフェでは、軽食やスイーツ、コーヒーなどを楽しめます。

お腹が空いていたのでソーセージパイとキャロットケーキとドリンクでランチにしました。
ツアー後に緑の丘を眺めながら過ごす時間は、とても穏やかで心地よかったです。

カフェ

ツアーの後の休憩にぴったりのカフェ

カフェ

フラットホワイトとモカを注文。マグカップもかわいい!

実際に行って感じたこと

ホビトンに実際に足を踏み入れて一番驚いたのは、「作りもの」ではなく“生きている村”のようだったこと。
草花の手入れが行き届き、家の前の野菜畑には本当に作物が植えられていて、風が吹くたびに木々がざわめく音が聞こえます。
映画のために作られたセットとは思えないほど自然で、まるで本当にホビットたちが暮らしているようでした。

ホビット庄

広々とした丘に広がるホビット庄

写真で見た時よりもスケールが大きく、空気の澄んだ丘の上から見下ろすホビトンの景色は息をのむ美しさ。

歩く距離はややありますが、ゆっくり進むので体力的にはそこまできつくありません。
途中で写真を撮ったり、立ち止まって景色を眺めたりと、自分のペースで楽しめます。
ファンでなくても「童話の中を歩いているみたい」と感じられるはずです。

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